インビザラインによる矯正治療とは


インビザラインの特徴
①透明で矯正していることが目立たない
矯正装置が目立ってしまいコンプレックスになってしまっては、何のために歯並びのコンプレックスを治すのか分からなくなりますよね。
インビザラインは、厚さ0.5mmの透明のマウスピース型なのでワイヤーを用いる矯正とは違い目立たない矯正治療です。また、歯の最適な移動に必要不可欠な「アタッチメント」という小さな突起を歯の表面につけますが、歯と同じ色のため、それ程目立ちません。
最近ではテレビの芸能人がインビザラインをされている方を見かけることもよくありますが、自分から言わない限り、ほとんど周りに気付かれることはないかと思いますので、数か月~数年の矯正治療期間中もそれほど人目を気にせずに生活を送ることができます。また、小学生低学年、中学・高校生のマウスピース型カスタムメイド矯正治療にも対応していますので、多感な時期のお子さまにもストレスなく治療を受けて頂けます。

②お痛みが苦手な方でも安心
歯の矯正は、どんな治療においても歯に力を加えて動かすので大なり小なり痛みを伴います。しかし、インビザラインはワイヤー矯正と比べると、格段に痛みが少ないかと思います。その理由として、インビザラインではマウスピースが歯を覆うことで歯全体に柔らかな力を加えることができ、1つのマウスピースで動く歯の移動量が最大0.25mmと決められているため過度な力が歯に加わりにくいです。またワイヤー矯正のように、ワイヤーや装置の角がほっぺや舌などに擦れたり刺さったりするような痛みは全く無いため、粘膜が荒れたり口内炎ができることはほぼ無いといえますので歯の矯正治療中の痛みが心配な方にも安心です。

③ 取り外せる衛生的で食事もしやすい
インビザラインはマウスピース型カスタムメイド矯正なので取りはずしが可能な矯正装置ですからワイヤー矯正のように装置に食べかすや歯垢が沈着することがありません。装着中は歯と歯の間に物が詰まりやすくなりますが、マウスピースを取り外してブラッシングも出来ますので歯や歯周組織を健康に保ちやすい環境を保つことが可能です。
また、食事中もマウスピースは取り外せるので、粘着性のあるもの食べ物等も普段とほとんど変わらず食事を楽しむことができます。厚みも0.5mmと薄いので慣れてくれば不自由なく会話も楽しむことが出来ます。そのため、矯正治療期間中の患者様の生活への影響は、従来のワイヤー矯正よりも格段に快適になります。
治療の流れ
![]() |
治療に関する疑問をお伺いします。その後、歯科医師からマウスピース矯正の治療内容やメリット・デメリット、費用などのご説明をします
|
---|---|
![]() |
マウスピース矯正のための精密検査に進みます。 精密検査では、口腔内検査やレントゲン撮影、顔や口の中の写真撮影を行ないます。 そして、矯正装置(アライナー)を作るために歯の型採りをします。
|
![]() |
精密検査の結果をもとに治療計画を立て、その内容と治療期間、費用についてご説明をします。患者様専用の矯正装置(アライナー)を装着します。 取り外しが可能なアライナーの着脱方法やお手入れ方法、注意事項などをご説明します。アライナーは、装置の種類によって違いますが、1日に装着する時間が決まっています。指定された時間装着しながら、治療の段階に合わせて新しいものにつけ替えていきます。
|
![]() |
歯並びが整ったら、一定期間は保定装置を装着して元の歯並びに後戻りするのを防ぎます。治療が終わった後も末永くお口の健康を維持していただきたく歯のお掃除などのメインテナンスが必要です。東灘区のおのデンタルクリニックでは患者様のお口の状態に合わせて定期検診を推奨しています。 |
保険外の治療について
おのデンタルクリニックでは、インプラント治療や審美治療において保険外診療も行っております。保険治療同様、治療方法や保険外治療にかかる費用などにおいても、患者様にしっかり丁寧にご説明し、ご納得したうえで患者様ご自身が選択して頂き、お決め出来ますのでご安心ください。
インビザラインについては、費用:700,000円(税別)ご相談においては、お越し頂いても結構ですし電話でも結構です。詳しくご説明させていただきます。

こんなお口の状態に効果を発揮します

Gapped_Teethすきっ歯
すきっ歯には、空隙歯列(くうげきしれつ)と正中離開(せいちゅうりかい)の2種類があり、空隙歯列は、歯列全体的に隙間がある状態を指します。
その程度には個人差がありますが、前歯だけでなく奥歯の間が広いケースもあったりします。正中離開は、前歯にだけ隙間がある状態のことです。奥歯の隙間は問題なく、前歯の歯列に何らかの原因があり、隙間が開いている状態。詳しくは当院までお尋ねください。

Overcrowded叢生
歯ならびがデコボコの状態を「乱ぐい」といいます。上の糸切り歯が歯ならびから飛び出しているのを「八重歯」と呼びます。歯が並ぶ箇所は骨の大きさとそれぞれの歯の大きさとの間のアンバランスでこのようになります。歯みがきの時に歯ブラシが行き届かずに汚れが残りやすく、虫歯や歯槽膿漏の原因となります。詳しくは当院までお尋ねください。

Overbite上顎前突
上側の前歯が大きく前に傾斜していたり、上の歯ならび全体が前に出て噛いる状態。また下のアゴが小さかったり、後ろにあることで出っ歯にみえる場合もあります。この状態は、口を楽に閉じることができず、顔のケガで前歯を折ったり、くちびるを切ったりしやすいです。下の前歯が上の前歯の裏側の歯ぐきを傷つけていることもあります。詳しくは当院までお尋ねください。
インビザラインのよくあるご質問Q&A
Q.インビザライン矯正の治療期間はどのくらいでしょうか?
歯並びに状態によって異なるため個人差はありますが、通常2年~2年半くらいの治療期間がかかります。部分矯正等は、1年程度で終わるケースもあります。
Q.インビザライン矯正中に、会話や発音がしにくいことはありますか?
マウスピース型の装置なので、ほとんどの方が会話や発音には支障なく使用できます。使い始めは、多少の違和感はありますが、ほとんどの場合、1週間前後で慣れてきます。
Q.治療後に元の歯並びに戻ることはありますか?
マウスピース矯正に限らず、どの矯正も治療後は「後戻り」という、歯が元の位置に戻ろうとする現象が起きてしまいます。後戻りを防ぐには、保定期間が重要です。リテーナーという歯並びを維持するための装置を使用してもらうことで、歯が後戻りすることを防ぎます。

